コラム
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テープ起こしのスピードを上げるタイピング上達法
効率的にテープ起こし作業を進めるためには、タイピングのスピードアップが大切です。音声の聞き取りと同時に正確に入力できる文字が多いほど、音声を戻してチェックする手間が省けるためです。
タイピングスピードを上げるためには、正しいタッチタイピング技術を身につけることが重要です。今回は、テープ起こしに役立つタッチタイピングの上達方法についてご紹介します。
目次
ホームポジションを意識する
まずは、タッチタイピングの基本であるホームポジションを覚えましょう。タッチタイピングの技術を身につけたい場合、ホームポジションを意識することはとても大切です。
ホームポジションは、左手が「A・S・D・F」、右手が「J・K・L・;」です。左手のホームポジションは「F」に人差し指を置き、「A」まで順番に指を置きましょう。右手のホームポジションは、「J」に人差し指を置き、「;」まで順番に指を置いてください。「J」と「F」のキーには突起があるため、手元を見なくても指先の感覚だけでホームポジションを常に保つことができます。
正しい指使いを覚える
タッチタイピングでは、キーの位置によって使用する指が決められています。例えば、右手人差し指は「6」から「N」、そして「7」から「M」の斜め2列を担当します。右手中指は「8」から「,」の斜め1列を担当します。
すでに独自の指使いに慣れてしまっている場合は、正しい指使いへの矯正に多少時間がかかるかもしれません。しかし、この指使いをマスターできればタイピングのスピードを格段に上げ、ミスを減らすことができます。テープ起こしの作業効率も向上するでしょう。
手元を見ないようにする
タッチタイピングは、手元を見ずにいかに早く、そして正確にタイピングできるかがカギです。タッチタイピングを始めたばかり、または正しいタッチタイピングを身につけようとしている場合は、手元ばかり見てしまわないよう注意しましょう。ミスをしても、手元を見ずに正しい字が出てくるまでキーを叩いてください。このようにキーの配置を覚えていけば、タイピングの上達も期待できるはずです。
おわりに
テープ起こしのスピードを上げるタイピング上達法をご紹介しました。最初は慣れずに戸惑ってしまうかもしれませんが、粘り強く訓練すればタイピングのスピードはアップします。VoXTアプリを使用したテープ起こしの作業効率アップのためにも、ぜひ挑戦してみましょう。