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カラーユニバーサルデザインとは?色を通して働きやすい社会へ!
目次
カラーユニバーサルデザインとは?
みなさんは「カラーユニバーサルデザイン」という言葉はご存じですか?
人間の色の感じ方(色覚)は生まれつき異なっており、大きく5つのタイプに分かれます。
これは血液型のようなもので、例えば赤や緑が両方とも茶色に見える人もいます。
また、色覚は老化、病気、事故に等によって変わることもあります。
そのため、人によって「色の感じ方」は異なります。
色覚の多様性に配慮して、より多くの人に利用しやすい製品や環境、サービス、情報を提供するという考え方を「カラーユニバーサルデザイン」と呼びます。
色覚障害による感じ方の違い
例えばこちらの標識、どちらが男性用、女性用か見分けられますか?
アイコンはまったく同じですが、色の違いで「左は男性用、右は女性用」と判断できたかもしれません。
しかし、「色盲」「色弱」「色覚障がい者」など、「色」に不都合を感じている人たちの目にはこちらの標識はこのように写っています。
色で情報を表現しても、正確に伝わっていないことがあります。
実は「色」に不都合を感じている人たちは日本だけ約500万人いるといわれています。
男性の約20人に1人、女性の約500人に1人の割合で、これは静岡県の人口やAB型血液の男性の数に値します。
色弱者であることは第三者からは分かりにくいことが多いため、不都合を感じていながらも、周囲に言い出せずに、不便さを我慢しながら生活や仕事をしてきた方も多くいます。
「多くの人が安心して働くことのできる社会」の実現のためには、色への配慮も必要です。みんなが働きやすい社会を作るために、「カラーユニバーサルデザイン」について、今一度意識してみてはいかがでしょうか。
カラーユニバーサルデザインを通したSDGsへの取組
カラーユニバーサルデザインを意識することはSDGs 17の目標のうち、8と16へのアプローチにもつながります。
8.働きがいも経済成長も
16.平和と公正を全ての人に
SDGs(Sustainable Development GOALS)の目標は「誰一人取り残されない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現です。
カラーユニバーサルデザインを通じて、「色覚の多様性」を知ること、色に配慮した社会を心がけることができます。
CUD認証「ScribeAssist」
AI音声認識を活用した議事録作成支援ソリューション「ScribeAssist」は、より多くの方が使いやすい配色を意識して作られており、2022年12月よりCUD認証(カラーユニバーサルデザイン認証)を受けました。
ポップアップ字幕機能により、リアルタイムで発話した内容を会議をしながら画面に表示することができ、聴覚障がいを抱える方への情報保障としても利用されています。
ScribeAssistを通じて、より多くの人が安心して働くことのできる会社つくりにお役立ていただけますと幸いです。
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