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1分間スピーチ・3分間スピーチ・5分間スピーチの文字数とコツ
スピーチ中に焦りを感じたために、口調が早くなったり話す内容が支離滅裂になったりした経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
講演やプレゼンでは持ち時間が決まっているケースが多く、時間内に効果的なスピーチを行うためには文字数を意識することがポイントとなります。
そこで今回は、1分間スピーチ・3分間スピーチ・5分間スピーチの文字数とコツについてご紹介します。
目次
1分間スピーチの文字数の目安
1分間スピーチの原稿を作成する際は、300文字を目安に原稿を準備することをおすすめします。自分のスピーチを1分間録音し、AmiVoice ScribeAssistを利用して起こした原稿で、文字数を確認してみましょう。実際にスピーチの練習をしてみると、かなりゆっくりとしたペースで話していると感じるかもしれません。しかし、早口でスピーチを行うと、内容がうまく聴衆に伝わらない可能性があるため、300字程度を話し切るスピードがちょうど良いです。
1分間スピーチのコツを動画で見る
3分間スピーチの文字数の目安
人が1分間に話す文字数の目安が300字という点から考えると、3分間スピーチの場合はその約3倍の文字数が目安になります。つまり、3分間スピーチの文字数は、900文字前後が目安です。
3分間スピーチの際の注意点は、用意した原稿を見ながら話さないことです。なるべく頭の中でポイントを整理し、できる限り原稿を見ずに抑揚をつけてスピーチを行いましょう。
5分間スピーチの文字数の目安
5分間スピーチの文字数の目安は、おおよそ1500文字前後です。5分間スピーチを成功させるためには、まずは5分間という時間の感覚に慣れることが重要です。5分という時間は意外に長く、内容によっては聴衆が退屈することもあります。スピーチの内容をいくつかのまとまりに分けるなど、スピーチの構成を工夫しましょう。
見直しと練習
音声認識アプリを使い、自分のスピーチを文字起こしすることで、ただ繰り返し練習するのではなく、言葉をはっきりと発音できているかなどをチェックすることができます。
リアルタイムの音声認識機能を使えば、自分の話した言葉が即座に文字化されるため、その場ですぐに確認ができます。
また、原稿を作成する前にも、音声認識で発話を文字化することで、何を話そうとしているかを改めて意識をしたり、口癖や口頭での説明表現の違和感などにも気づくことができます。
リアルタイムの音声認識機能を使えば、自分の話した言葉が即座に文字化されるため、その場ですぐに確認ができます。
また、原稿を作成する前にも、音声認識で発話を文字化することで、何を話そうとしているかを改めて意識をしたり、口癖や口頭での説明表現の違和感などにも気づくことができます。
スピーチのコツ
本番では、特に早口になりすぎないことを心掛けてください。また、一文が長くなりすぎないことも大切です。45文字を目安に一文を作成しましょう。
スピーチは事前に何度も本番を想定して練習をすることも重要です。自分の癖に気付くために、練習を録音したり他人に聞いてもらったりしましょう。
上記でご紹介した各設定時間における適正文字数は、あくまでも目安です。話す内容や会場の状況などにより文字数の増減が必要となるでしょう。文字数の調整を行うためにも、事前の練習は入念に行ってください。
おわりに
事前に文字数を意識した原稿を用意しておくことにより、適切なスピードでポイントを押さえたスピーチを行うことができます。また、人によって1分間に話すことのできる文字数は異なります。繰り返し練習を重ね、自分に適した文字数を把握することも重要です。
以上、お読みいただきありがとうございました。