- 事務職の方々が議事録作成に多くの時間を割いており、議事録の完成までに3~4日かかることも
- 業務改革が遅れている現状を改善するために、経営企画室が中心となって改革を推進
導入事例
case
東京医科大学病院

- 議事録が1日で完成するようになり業務効率化、以前よりクリエイティブな業務に注力できるように
- 「ScribeAssist」のようなツールを使いこなすことで、従来の労働集約的な作業から効率的な業務遂行へと移行
医療向け音声入力システムを以前から活用
当病院では、事務職の方々が議事録作成などの作業に多くの時間を割いており、これが課題となっていました。本来であれば、ツールを活用してこれらの作業を効率化し、事務職の方々にもっとクリエイティブな業務に注力してもらうことを期待しています。
実は私(理事:醍醐 象器様)自身、10年以上前から医療向け音声入力システム「AmiVoice Ex7」を使用しており、音声認識による効率化のメリットを実感していました。そこで、病院全体で音声認識技術をさらに活用し業務効率化を実現するために、「ScribeAssist」を導入しました。
定例会議や日々の会議など、幅広く活用
現在、定例会議や日々のミーティングなど、幅広い会議で「ScribeAssist」を活用しています。直感的に操作できるため、導入後、慣れるまでに時間はかかりませんでした。リアルタイムに発言が文字化され、会議後の議事録作成が容易になっています。専門用語や略語も認識してくれるので、聞き直す際も便利だなと感じています。
ファシリテーションモードにより議事録作成時間が大幅に短縮
委員会などの大規模な会議では、どうしても議題が多くなるため、ファシリテーションモードを積極的に活用しています。議題ごとに手動でメモを残したり、重要な発言をピックアップしたりできるので、議題ごとに内容を整理し、すばやくまとめることができます。これによって議事録の作成時間が大幅に短縮され、以前は3~4日かかっていた作業が1日で完了するようになりました。
音声認識を意識することで会議の質が向上
また、想像していなかった効果もあり、「ScribeAssist」を使っていることを意識することで、会議での発言がより要点を絞った内容になりました。参加者が意識的に重要なポイントに焦点を当てて話すようになり、会議の質を高める効果もあったと実感しています。
今後のチャレンジと取り組み
東京医科大学病院では、業務改革が遅れている現状を改善するために、経営企画室が中心となって改革を推進しています。私たちは、「ScribeAssist」のようなツールを使いこなすことで、従来の労働集約的な作業から効率的な業務遂行へと移行し、成果を上げることができると確信しています。また、部署ごとの役割を明確にし、それに基づいた教育を行うことで、業務の精度を向上させています。
今後は、より多くの人が病院運営に関わる意識を持つことで、東京医科大学病院を特定機能病院としてさらに発展させていくことを目指しています。

- サービス
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- ScribeAssist
- 業種
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- 医療・介護
- 利用シーン
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- 社内打合せ
- 経営会議
- 効果
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- 情報の質的向上
- 業務効率化