- 毎週定例で行われる会議の議事録作成に課題があった
- 市役所のネットワークセキュリティ環境ではクラウドサービスが十分に活用できない
導入事例
case
山形県 鶴岡市役所
デジタル化戦略の一環で導入。LGWAN環境でも柔軟に運用でき年間1,230時間の業務効率化。

- AI音声認識により議事録作成の時間が短縮し、年間1,230時間の業務効率化
- インターネット接続なしでも利用可能なため、LGWAN環境でも柔軟な運用が可能
デジタル化戦略の一環として導入
鶴岡市役所では2021年度にデジタル化戦略を策定し、市民の利便性向上と庁内でのデジタル技術利活用による業務効率化の取り組みを進めています。その中で、毎週定例で行われる会議の議事録作成に課題があり、実態調査の上、「ScribeAssist」の実証試験を行いました。その結果、十分な費用対効果が見込まれたため、2022年度から導入を決定しました。
インターネット接続不要のためLGWAN環境でも利用可能
市場には多くの議事録作成支援サービスがありますが、そのほとんどがクラウドサービスであり、市役所のネットワークセキュリティ環境では、多くの職員が効率的に活用することはできませんでした。その一方で、「ScribeAssist」はインターネット接続なしでも利用可能なため、LGWAN(総合行政ネットワーク)環境でも柔軟な運用が可能な点が導入の決め手となりました。

年間1,230時間の業務効率化
年間400回ほど利用しており、導入初年度は年間1,230時間の業務効率化を見込んでいます。導入当初は期待した認識精度が得られないという声も多くありましたが、マイクやセッティングを改善することで、認識精度は大幅に改善しました。もう手作業での文字起こしには戻れないという声が多く、今後はさらなる効率化のため、ライセンスなどの管理方法も見直しながら全庁でさらなる業務効率化を目指したいと考えています。

