- 毎週の議事録作成に年間144時間ほどかかっており通常業務との両立が困難だった
- 資料作成や会議の進行に加え議事録作成が必要で、担当者の負担が大きかった
導入事例
case
福生病院企業団

- AI音声認識とAI要約により、作業時間を大幅に短縮
- 操作が簡単なため、職種を問わず幅広い職員が活用でき本来の業務に集中
定例会議の議事録作成に約3時間かかっていた
当企業団では、委員会や各種会議の終了後に議事録を作成するため、ICレコーダーで録音した音声を聞きながら手作業で議事録の作成を行っていました。特に毎週開催される会議では、会議時間が長いため、録音の確認と議事録作成に約3時間を要し、年間でおよそ144時間もの時間を費やしていました。通常業務と並行してこの作業を行う必要があり、担当者にとって大きな負担となっていました。
また、毎月開催される各委員会でも議事録作成は大きな課題でした。担当者は資料作成や会議の進行に加え、議事録の作成にも多くの時間を割いており、業務の効率化が強く求められていました。

オフラインで使えて音声認識精度が高かった
以前から文字起こしシステムの存在は認識していたものの、導入には至っていませんでした。そのような中、インターネットで「ScribeAssist」の存在を知り、すぐにトライアルを実施しました。
閉域網での利用が前提となっているため、オフラインでも利用可能な「ScribeAssist」は非常に適していました。トライアルでは高い音声認識精度を確認できたほか、ライセンス形態を柔軟に選べる点も評価し、将来的な活用の幅広さを見据えて導入を決定しました。
AI要約を活用して幅広いシーンで効率化を実現
導入後は、ICレコーダーで録音した音声を「ScribeAssist」で自動的に文字起こしし、さらにAIによる要約機能を活用して議事録を作成しています。文字起こしの処理中に他の業務を進められるため、全体の作業効率が大幅に向上しました。
AI要約機能は処理時間も短く、議事録作成にかかる手間と時間が大きく削減されました。新しいシステムは操作が難しいという先入観がありましたが、「ScribeAssist」は直感的で使いやすいUIを備えており、職種を問わず誰でも抵抗なく利用できています。

生成AI活用やDXの第一歩
システム導入のハードルが比較的低かったこともあり、幅広い部署での活用を見据えて検討を重ねた結果、「ScribeAssist」の導入に至りました。「ScribeAssist」は単なる議事録作成の効率化にとどまらず、近年注目されている生成AIの活用や、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の第一歩としても大きな意義があると感じています。
医療機関においては、議事録作成といった事務作業は職種を問わず発生する業務であり、多くの職員が「ScribeAssist」を活用することで、本来の業務により集中できるようになります。今後はさらに活用の幅を広げていきたいと考えています。