- 人手による議事録作成には多大な時間がかかり、共有の迅速化が課題となっていた
- 機密情報を扱う会議が多く、クラウド型の議事録ソリューションの導入が難しかった
導入事例
case
株式会社りそなホールディングス

- ある主要会議では議事録完成までの時間が約3時間から約1.5時間に削減された
- スタンドアローン型のため、機密情報を扱う会議でもセキュアな利用ができる
- 共有の迅速化により、出席者を必要最小限に抑えることができるようになった
- ホールディングスでの一括契約に切り替えたことでコストを削減できた
録音音声の書き起こしに多大な時間がかかっていた
りそなHDおよび傘下の各社では、セキュリティ管理の観点からクラウド型の議事録ソリューションの導入が難しい状況にあったため、ツールに頼らず議事録作成を行っていました。人手による議事録作成には多大な時間がかかり、関係者への議事録共有の迅速化が課題となっていました。

機密情報を扱う会議でもセキュアに利用
傘下のりそな銀行でも、主要会議における議事録の正確性を担保するため、録音音声の全文書き起こしを行っていました。書き起こしには多大な時間がかかっていたため、2022年より業務効率化を目的に「ScribeAssist」を導入しました。会議での発言が音声認識によってリアルタイムにテキスト化されるため、人の手による従来の議事録作成と比較して、大幅な時間短縮が可能となりました。また、「ScribeAssist」はスタンドアローン型のため、機密情報を扱う会議でもセキュアな利用ができることもメリットです。

りそなHDの主要グループ合計13社の全部署で活用中
セキュリティの高さや業務効率化などの導入効果が認められ、グループ7社が2024年8月より新たに導入を決定し、グループ内の利用を拡大しました。従来からそれぞれで導入していた6社を含め、りそなHDの主要グループ合計13社の全部署で「ScribeAssist」が活用されています(2024年10月時点)。ホールディングスでの一括契約に切り替えたことで、コスト的にもメリットがあった点も利用が広がった要因の一つです。
会議出席者と議事録作成時間が半減
「ScribeAssist」の導入により、録音からテキスト化、編集、要約までをワンストップで行えるようになりました。議事録作成の負担を軽減し、会議の生産性向上を実現しています。また、関係者へテキストデータを即時に共有することができるようになったため、会議関係者を必要最小限に抑えられるようになりました。ある主要会議では、会議関係者は約10名から約5名に、議事録完成までの時間も平均約3時間から約1.5時間に削減されています。


お客様からのコメント
デジタル技術を活用した金融サービスの提供によるカスタマーサクセスの実現を目指す当社グループは、社内の既存業務を効率化し、価値創造に繋がる業務の比率を高め、さらなる成長に向けた取組みを加速しています。音声テキスト化の社内ニーズはますます高まっており、外部接続を伴わないセキュアな環境での実現は、今後の活用余地も大きいと考えています。スピーディな意思決定に寄与するツールとして、最大限に活用していきます。
株式会社りそなホールディングス グループ戦略部 田代美帆子

- サービス
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- ScribeAssist
- 業種
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- 金融
- 利用シーン
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- 経営会議
- 効果
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- 情報共有の迅速化
- 業務効率化