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【最新版】AI議事録作成支援ツールを選ぶポイント5選
リモートワークの普及やオンライン会議の浸透など、新しい働き方が広がる中で、これまで以上に多くの企業が業務効率化に取り組み始めました。そのような中、ノンコア業務である議事録作成を支援するツールが数多く登場しています。
「沢山ありすぎて、どれを選べばいいか分からない!」そんなお悩みを抱える方が多いのではないでしょうか?
この記事では、音声認識を活用したAI議事録作成支援ツールの選定ポイントをご紹介します。
目次
AI議事録作成支援ツール選びのポイント
製品を選ぶ時に押さえるべきポイントは、以下の5つです。
①クラウド型なのか、スタンドアローン型なのか
②文字起こしがリアルタイムかどうか
③操作画面(UI)の使いやすさ
④文字起こし結果の編集機能の有無
⑤対応言語
① クラウド型なのか、スタンドアローン型なのか
1番わかりやすい違いと言えるかもしれません。
クラウド型のメリットは、
- インストール不要で使うことができる
- 常に最新バージョンを利用できる
という点です。一方、スタンドアローン型には、
- インターネット接続不要で利用できるので、情報漏洩の心配なく使ってもらえる
というメリットがあります。機密情報を含む内容の会議での利用は、スタンドアローン型がおすすめです。
② 文字起こしがリアルタイムかどうか
音声認識を活用したAI議事録作成支援ツールには、話した内容を即座に文字起こしする「リアルタイム処理」のものと、既に録音した音声ファイルを認識する「バッチ処理」の2種類があります。
会議終了後、すぐに議事録作成が必要な場合はリアルタイム処理の製品がおすすめです。業務フローに合わせてご検討ください。また、リアルタイムで文字起こしができるものは、会議中に字幕として表示できるものもあり、聴覚障がい者への情報支援としても活用できます。
③ 操作画面(UI)の使いやすさ
業務効率化のために導入しているのに、結局どう使えばいいのかわからない!という本末転倒な事態を防ぐためにも、「直感的に操作できる」製品をおすすめします。
④ 文字起こし結果の編集機能
文字起こし結果の編集機能は、製品ごとに多くの違いがあります。以下、チェックするべき機能の紹介です。
会議音声の再生機能の充実 | ピンポイントで再生したい部分だけを聞き直す機能や、再生速度を調整する機能など。使いこなすことで、より効率的な議事録作成が可能です |
話者の表示 | 誰が話した箇所なのかを機械が自動的に識別し、発言内容と紐づけて表示する機能。編集時に発言者を探す手間が省けます。 |
タグ機能 | 会議の発言の中で重要な部分に印を付けられる機能。印を付けた部分のみを絞り込み検索できる製品もあります。 |
データの出力形式 | 議事録の出力形式は製品によって異なります。text、Excel、Word、CSVなどが主流です。中には録音した音声データと併せて出力できるものもあります |
どんな機能が必要なのかを見極めるためにも、導入前に無償トライアルで試してみることをおすすめします。
⑤ 対応言語
国際会議で利用する場合は、検討すべきポイントです。
文字化した内容を複数言語に翻訳可能なソフトもあります。
アドバンスト・メディアのAI議事録作成支援サービス3種
ProVoXT(2018年7月リリース)
〇特徴
- クラウド型
- バッチ処理で音声認識
〇こんな人におすすめ
- 録音した会議音声を後から文字起こししたい
- まずは低価格で使い始めたい
- 音声認識エンジンのカスタマイズをしたい
ScribeAssist(2020年8月リリース)
〇特徴
- スタンドアローン型
- リアルタイム、バッチ処理どちらでも音声認識可能
- 字幕表示機能付き
〇こんな人におすすめ
- インターネット接続をしないで文字起こししたい
- リアルタイム、バッチ処理のどちらも利用したい
- 聴覚障がいをお持ちの方の情報支援として活用したい
CyberScribe(2021年12月リリース)
〇特徴
- クラウド型
- リアルタイム処理で音声認識
- 複数人同時編集が可能
- リアルタイムで日英中の相互翻訳が可能
〇おすすめポイント
- 複数人で同時編集をしたい
- 翻訳機能がほしい
いずれも業界シェアNo.1※の日本語音声認識エンジンAmivoiceを搭載したAI議事録作成支援サービスです。
※出典:ITR「ITR Market View : AI市場2021」音声認識市場ベンダー別売上金額シェア(2015~2021年度予測)
おわりに
今回は、AI議事録作成支援サービスを選ぶポイントをご紹介しました。
インターネットで検索をすると、いろいろな形態の製品があり、多くの情報が溢れていますが、万能な製品というのはなかなか存在しません。だからこそ、機能の優先順位を確認しながら、利用方法に一番マッチする製品を選ぶことが何よりも大切です。
この記事が少しでも、AI議事録作成支援サービスを選ぶ際のお役に立てれば幸いです。